よく、「男女の友情は成立するのか。」という議題が取り上げられるが、それに対し私は、「いい加減それに関しての議論に終止符を打たないか」ということを提案したい。
なぜならば、いつまでもその議論で立ち止まっていては、何も成長しないし、大事なことは、「友情が成立するのかどうか」、ではなく、「成立するのかどうかの「答え」をどう現実に生かすのか」が重要だからだ。
しかし、「どう生かすのか」を知るためには、たしかに「成立するのかどうか」というアンサーを知らなければならない。
「成立するのかどうかは人によって違うんじゃないの?」
そんなことはない。基本的に備わっているものは、みな同じだ。では、なぜ「人によって違う」と感じるのかというと、「どう行動するのか」が違うからだ。
誰だってお腹は空く。しかし、財布には500円しかない。そんな時に、なけなしの500円でコンビニに行くか、それとももう少しガマンの日々を続けるか。
ここにあるのは行動の差だ。
「男女の友情は成立するのか」も同じなのである。みな持っているものは同じ、つまり、「成立するのかどうか」の基準もある程度は一緒で、「どう行動するのか」が違うのである。
さて、そろそろ本題に移るが、「男女の友情は、成立するのか?」の答えはYES。であり、NOだ。
つまり、ケースバイケース、ということだ。
そして、ここからは、女性の方にはぜひ見ないでほしい。
これから書かれていることは、あなたにとって不服な内容かもしれないし、非常に傷つく恐れがあるからだ。
もし見ようとしているあなたに伝えたいことなのだが、これから書かれていることは、決して私の信念ではなく、科学的根拠のあるものである。
つまり、私の人間性は関係なく、「日本人は日本語をしゃべる」のと同じように、当たり前に決まってしまっている、ということだけは忘れないでほしい。
では、どのようなケースでは、男は、「男女の友情が成立する」とみなし、反対に「男女の友情が成立しない」とみなすのか。
カンタンにまとめると、以下の通りになる。
ヤレるかヤレないか。
ヤりたい女の子との友情は成立しない。
学術的な話は置いといて、まず、男は無意識に女性を3つの分類に分けている。
- 彼女にしたい女の子
- ヤレる/ヤりたい女の子
- ヤりたくない女の子
そして、この2の「ヤレる・ヤりたい女の子」との性交渉を虎視眈々と企んでいるのが男だ。実際に行動に移すか移さないかは別として、その人についての夜のあれこれを想像し、モゾモゾするのは、男ならば誰でもやっていることだ。
「それはお前が変態なだけだ。」って?
いやいや、こういった研究結果がある。
女性が1日にエロいことを考える頻度は、だいたい1日1回と言われている。そして、性欲の強い人であっても1日4時間に1回だ。しかし、男の1日の平均は、50秒に1回である。
つまり、男はあなたが考えるよりも常にエロいことで頭がいっぱいなのだ。
さて、日常生活では仲良くし、実際には手を出さないだけで、ヤレる以上の女の子についてあれこれと考えている。これは本当に友情が成立していると言えるのだろうか?
もしも何らかのきっかけで、そういった状況に陥ったとき、男は手を出そうか迷う。
はっきりいって、迷ってる時点で友情は成立していない。
タイプじゃない女の子との友情は成立する。
「みんなから可愛いと言われてる子でも別にヤりたいと思わない子はいるよ?」
それはただ単にあなたのタイプじゃないだけだ。
性格的理由かルックスの好みかは知らないが、あなたの中でそのタイプじゃない女性が「異性」というカテゴリーではなく、「人間」というカテゴリーの中にいる。
こういった場面では、男女の友情は成立する。
しかし、ただ単に、「ヤレるけどタイプじゃない女の子が、異性として見られなかっただけ」というところからスタートしている。
ヤらない選択ができる男との友情は成立する
どのような人であっても、パートナー以外の異性と関わる機会は、日常生活を過ごしていれば、生まれてしまうものだ。
しかし、そんな中で、ヤレるしタイプの女の子が現れてしまったらどうだろう。
男の中では、2つの選択肢が浮かぶ。
- ヤる
- ヤらない
1の「ヤる」を選択する人は、男女の友情とは無縁だろう。反対に、2の「ヤらない」を意識的に選択できる人は、男女の友情を育むことができる。
ここではっきりと言っておくが、あくまで「ヤらない選択をする人」であって、ただ単にヤれないあなたのことではない。
男女の友情は基本的に成立しないが、時として成立する
結論を述べるとすれば、
- 彼女にしたい女の子・ヤりたい女の子との友情は成立しない。
- ヤレるけどタイプじゃない女の子との友情は成立する。
- ヤらない選択をできる男との友情は成立する。
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