たびたび議論されていることがある。
それは、

あほくさ。もう学校とかオワコンと思うよ。
飛び級を許さない日本の悪しき年齢主義 (ニューズウィーク日本版) – https://t.co/2Yb0UslOuV— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) November 17, 2017
大学4年間を将来への投資と考えるならば、果たしてその学費分のリターンを得ている人はどれくらいいるのでしょうか?
例えば、僕は青山学院大学の経済学部出身ですが、学費は1年間で約100万円。
そして大学までの交通費・その他かかるお金を考えると、100万円だけでは済まされないでしょう。
さらに、大学に入るまでの予備校などを含めると、大学とは富裕層のためのものなのではないか?という観点も見えてきます。
では、これだけの出資を親たちが行った結果、大学生は何を行うのか?

え?
そしてそれらを4年間行った大学生たちは、

こういう満足気な顔をして卒業していきます。

特に文系大学生は、就職するまでの遊び場・モラトリアムという一面が強い。だからこそ就職に有利そうな偏差値の高い大学に行きたがる。
大学って楽しいけど、ほとんどの場合もったいない。親がかわいそう。お父さん・お母さんごめんなさい。大学の授業で学んだことあんまり覚えてません。
(ただし、就職には圧倒的に大卒のほうが有利。高卒以下の人たちよりも、仕事のバリエーションは多いし、将来的に重要なポストにつくのはほとんどが大卒。なので、「大学は必要ない」と答える人は、企業に属さなくても生きていける人に限られます。)
そんな中、とある男に出会いました。


と思ったので、インタビューしてみることにしました。
簡単な内容
なんでもう一度大学に行くの?







なんでもう一度大学に行かれるんですか?

知的好奇心がめちゃくちゃ旺盛というか、なんでも勉強したい気分なんです。

めっちゃ勉強がしたいと。

多分仮に大学に行かなかったとしても、毎日図書館に行ってると思います。
それぐらいのレベルで今は勉強がしたい。


なんでそんなに勉強がしたいんですか?
僕はなるべくしたくないです。

とりあえず今は勉強がしたい、だから大学に行こうって感じです。
大学ってコスパ悪くない?

4年間の学費を投資額とするならば、ほとんどの学生はその投資額に見合った知識や経験を得ているとは思えません。
つまり現行の大学は知識面よりも、「行った方が就職に有利だよね。」という感じで、高卒よりも就職において優位性を保持するためのブランドに過ぎないケースが多いと思います。

例えば僕の友達は日大の経済学部出身なのですが、アダムスミスをポールスミスと混同し、
「アダムスミス?なにそれブランド名?」って言ってました笑。



そういう人たちに焦点をあてると、確かに大学はコスパが悪い。




- 様々な分野の人たちと出会える場所
- 女の子と出合い放題
- 同じ大学という共通項を持った友達
- 優秀な教授の講義を受けられる場所
- 大卒という就職においての優位性
これらの優れた機能を大学以上に揃えているところを僕は知りません。

結局過ごし方次第といったところでしょうか。
大学生という身分欲しさじゃないの?

実を言うと、僕ももう一度大学には行きたいんです。
大学は楽しかったし、他の学部の勉強をしてみたいって気持ちがあるからです。
でもよくよく考えてみると、これって二次的要因なんですよね。
つまり「大学にもう一回行きてえ!」っていう気持ちの出発点にはもっと他のものがある。


身分欲しさです。
今は会社を辞めてブログをやっている状態なのですが、これにはものすごく不安定なイメージがある。
しかし、「学生のかたわらブログやってます。」ってなるとなんか和らぐじゃないですか。
だから結局、身分が欲しいから大学に行きたいんだと思います。
なのでダブル大学男さんも「就職はしたくないけどニートは嫌だ」っていう身分欲しさから大学にもう一度行くんじゃないかと邪推している次第です。


学生って勉強するのが仕事みたいなところがありますからね。
ただ、身分ってそういう肩書き面だけではないですよね。
例えば、大学の図書館が無料で使える身分や、良い大学に行けばそこそこ上質な頭を持った人たちと会える身分。
こういった利便性なども身分に含まれると思います。


- 肩書き
- 知識欲を満たせる場
- 出会いの場
- 利便性
これらの要素を持っている「大学」に行こうと思った、という話です。
「大学に行きたい」って実は結構言ってる人いる



多くの高卒の人たちから、「大学に行ってみたい。」という声を聞いたことがあります。
しかし彼らは往々にして、「まあ無理だけど。まあ行けないけど。」みたいなことを心の中で思いながら言っているんです。


その理由は現実的な問題。
お金と時間と常識です。
ここでの常識とは、「せっかく就職したのに大学に行くの?」といった類のものです。
つまり、大学に行きたいという希望よりも優先順位の高い日常の生活に束縛されている。
悪い言い方ですが。



正直に言うと、実はコスパうんぬんはどうでもよくて、「行きたきゃ行けばいいのにな。」と思います。

「やりたい」ということは声高には言うけど、「現実的に考えて」というよくわからない理屈に縛られている人が多い。


というか、なんとかするしかない。


大事なのは理屈よりも行動
てなわけで、彼は24歳にしてもう一度大学に行くそうです。
理由やコスパなどは、実はあまり重要ではなくて、行きたいと思い、それを行動に移したという事実が大切なのではないかと僕は思います。
なぜならそっちの方が面白いから。屁理屈をこねくりまわして何も行動しない人たちよりは遥かに面白い。
反対意見があった方が面白いので、当インタビューではいろいろと常識風なことを彼にぶつけてみましたが、僕は初めから「いんじゃね?」と思っていました。
やりたいと思ったことはさっさとやればいい。走りながらどうするかを考えればいい。
彼にインタビューしてより一層そう思いました。



本当にもう一度大学に行きたい人はこちらへ

僕は、「リベンジ入試応援プロジェクト」というサイトの運営もしています。
このサイトでは、
- 大学に入試に失敗して不本意な大学に行ってる人
- もう一度大学に行きたい人
- 浪人生
- 仮面浪人生
を応援しています。
具体的には、どうすればあなたはリベンジできるのか、その方法をお伝えしています。
本当に大学に行きたい人は、ぜひご覧ください。