
定時を告げるチャイムが鳴る。誰一人帰る雰囲気がない。
今夜もこのオフィスはなかなか眠らないようだ。

隣の席では上司が、隣の隣の席では部長が淡々とパソコンと睨めっこをしている。
仕事量がおかしい。
「人手不足」。そんな言葉を体現しているかのようだった。

チャイムは退社を促す効力を果たせず、ただただ時間だけを告げている。
このような暗雲とした空気は毎日のことだ。
同期が在席しているかを確認してみる。働いている部署は違うが、パソコンで帰宅したかどうかを確認することができる。


これじゃあ自分だけ帰ることなんかできない。
一人だけやる気がないみたいじゃないか。
全く仕事を抱えていないみたいじゃないか!!!!



実は定時10分前から退社の準備完了してました。
(定時は17:30でしたが、「ちょっとやった感」を出すために17:40に帰ってました。ただ、実際には17:20の時点で、シャットダウンをすれば帰れるという準備万端の状態でした。)
気まずいから退社できずに会社に居続けるのは時間のムダ。
気まずいのはものすごくわかります。
僕は定時で帰り続けましたが、やはり周りの目がとても気になりました。

こんな風に思われてるんじゃないか?って。
ただ、こんな時にいつも脳裏に思い浮かぶ言葉があったんです。

思われてるからってどうした。別にいいじゃないか。
仕事を全部ほったらかして帰ってるなら話は別です。しかし、終わらせている場合は何も言われる必要はありません。
彼らがもし定時で帰ることに対して不満を持っているとしたら、それは一人だけ違った行動をするやつの出る杭を打ちたいだけなんです。
そんなのに付き合わされて時間を浪費していはいけません。
だから堂々と帰ればいいんです。素敵なアフターファイブを過ごすために。

まあ僕はアフターファイブが素敵すぎて次の日遅刻しましたけどね。
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ちなみにこれは僕が悪いです。
アフターファイブは自分の時間。会社が人生の全てではない。
では、なぜ定時で帰り続けたのか?

確かに、生活リズムを形成する上で会社は基盤になってきます。しかし、それはあくまで生活リズムを形成する上での話です。人生はまた別。
僕は「会社をメインにした生活にしよう」という考えには1度もなりませんでした。
だから『定時で帰る』というのは当たり前の選択なんです。

だから、もしあなたがアフターファイブにやりたいことがあるならば、『定時で帰る』という当たり前の選択をしましょう。
帰れない理由より帰れる理由を考えよう。

と思っている人。
確かに色々と事情はあるかとは思います。しかし「無理だ。」と決めつけて、考えることを放棄していては何も始まりません。
できない理由よりできる理由を考えましょう。つまり、この場合は「帰れない理由より帰れる理由」を考えましょう。
僕はこの考え方をこの本から学びました。いまいち勇気が出ない人は是非読んでみてください。
仕事が終わらない人向け。生産性を上げたい方はこちら。
自分の時間を生きよう。
結論は、「自分の時間を生きよう」です。
もし好きで残業をやっているのならば、話は別です。しかし、そうでないならば、早く帰れる方法を模索しましょう。思考しましょう。
僕は周りの目を「どうでもいい。」と思うことによって、達成させました。
やり方は人それぞれだと思います。
ただ、人の目を気にして時間を切り売りするのはやめましょう。誰も得しません。
アフターファイブはあなたの時間です。是非、素敵な時間を過ごしてください。
もっさん(@mossanyame)
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