変な人にインタビューがしたい。

「変」

それは自ら作り出すものではなく、日常を生きていると勝手に発生しているモノです。

意識して「『変』にしてやろう」という下心が透けて見えるモノは、「変」ではなく「変風」。

もっさん
「あ、これ変風だな。」

と感じてしまうと、途端にクサみがして滑稽にみえてしまう。ただ、「変」なのか「変風」なのか、この境目はとても判断が難しい。

しかし、僕はこの「変風」を執拗なまでに批判していきたいのです。

(やったのは僕ではありません。)

なぜなら納得がいかないから。

売れる人は「変な人」ではなく「分かりやすい人」

昨今SNSで、誰でも世界に向けて発信ができるようになりました。すると、その中で「有名な人」と「そうでない人」という階層ができてきます。

では、有名な人は「変」な人なのか?

 

なんかそうでもないんですよね。

有名になる人は「変な人」ではなく、「分かりやすい人」なんです。

なぜなら、分かりやすくないと大勢の人が注目してくれないから

音楽でもそう。例えば、バンドマンの向井秀徳さんはこのように言っています。

特に「日本のメジャー」の音質というのがあります。

むっちゃいい機材で、むっちゃ丁寧にやるんですが、これが、きれいになりすぎなんです。「いろんな人たちに伝わるように、わかりやすく作りましょう」というプロダクションなんですが、それが小っ恥ずかしい。「私、そんなきれいな体じゃないですから」って。

バンド活動は「モテたい」がすべて “ベテランバンドマンの本音” より

つまり、「売れるためには分かりやすくしましょうね。」というのが当たり前ということ。

分かりにくいモノは、理解に努めようとしてくれる人にしか売れない。

もっさん
「このバンド音作りめっちゃ独特でおもしろいのに、なんで売れないんだ?」

という疑問の理由は、“分かりにくいから”です。

「分かりにくいモノ」は、「分かりにくいモノを理解するのが好きな人」にしか売れません。

たくさんの人に見てもらう、あるいは聴いてもらうためには、分かりやすくするのが重要。昔はすごい独特な作品を作っていたバンドが、売れるにつれてポップな作品をたくさん作るようになってしまうのはこれのせいです。

だから巷には「分かりやすい変風」が溢れている。

「分かりやすい変風な人」がもてはやされているのが面白くない

でもこれでは納得がいかない。なぜなら面白くないから。

『分かりやすい変風な人』が、「変わってますね。面白いですね。」ともてはやされているのが面白くない。

もっさん
「『変』って本来は、そうやってセールスしてアピールするものじゃなくて、その人から溢れ出てしまった結果、他人が発見するものだよね。let it go」

って思っているからです。

ただ、分かりやすいモノが売れるというのは世の常です。こればっかりは仕方がない。

だけど僕はもう少し純度の高い「変」が好き。見ていて心地いいんですよね。すごく興味がそそられる。

もっさん
「なにしてんだよ!!!」

ってツッコミたくなるようなあの感じ。いいよねぇ〜。

だから「変な人」にインタビューがしたい

注目されない「変」にスポットライトを当てたい。

でもインタビューするなら分かりやすいプチインフルエンサーの方が絶対にいいんです。なぜならそっちの方がブログのアクセスが取れるから。

なんども言いますが、「変」というモノは日常に埋もれているもの。その人の生き様に滲み出てきてしまうもモノ。だから分かりづらい。つまり注目されない。

そうなるとデフレが起こります。

「変」のデフレ

「変」=分かりづらいもの → 注目されない → ブログのアクセスが増えない → 収益が上がらない → 消費の減少 → 経済が回らない → 国家破綻

 

 

 

ま、いっか。

 

この記事書くのに飽きました。

というわけで、なんかインタビューでも始めてみようかと思います。

 

もっさん(@mossanyame

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