「きちがい」をなぜ言っちゃダメなのか調べてみた。

こんにちはもっさん(@mossanyame)です。

 

放送禁止用語界でトップを走る『きちがい(キチガイ)』選手。

でも、なぜ彼が放送禁止用語界でトップを走っているのかが、僕には知識がないのでわからないんですよ。

なので、今日は、”なぜこの『きちがい(キチガイ)』という言葉が放送禁止用語なのか、言っちゃダメなのか“について取材してみることにしました。

もっさん
「本日はよろしくお願い致します。」
「よろしくな。」
もっさん
(態度でかいな。)

『きちがい』ってそもそもどういう意味?

ーまずは『きちがい(キチガイ)』という言葉の意味を知らない人もいると思うので、そちらについて本人に確認してみよう。

もっさん
「まずは『きちがい』ってどういう意味なのかを教えてください。」
「wikipediaで調べてくれ。」
もっさん
「・・・」

ー調べてみた。

きちがいとは、本来は発狂した人間、端的に状態が著しく常軌を逸した人間を指す。漢字では気違い、気狂いと表記する。-wikipediaより。

もっさん
「なるほど。オブラートに包んだら”ぶっ飛んだやつ”ってことですね。」
「あんまり言わないほうがいいぞ。そういうこと。」
もっさん
「なんかすいません。。。」

きちがいっていつから使われてるの?

もっさん
「そもそも『きちがい』っていつから使われているんですか?」
江戸時代や。

ー平安時代に精神病の呼称として「物狂い」という言葉があり、それに加えて「きちがひ(幾知可比)」という言葉が生まれた

もっさん
「結構古いっすね。」
「そうなんだよ。俺ももうベテランさ。」
もっさん
「っていうか精神病の呼称だったんですか。
「知らなかったのかよ。これが差別用語とも関連してくるんだぞ。」

なんで放送禁止用語になったの?

ーそれでは今回の趣旨である”なぜ放送禁止用語になったのか”を聞いていこう。

もっさん
「では、なぜ放送禁止用語になったのかを教えてください。」
「あれは1974年5月28日のことじゃった。」
もっさん
(なんで急におじいちゃんになったんだよ。)

放送禁止用語になった経緯

  1. 1974年5月28日放送「新・荒野の素浪人、第22話:くノ一情話」(日本教育テレビ系(NET系)、現・テレビ朝日系)で、『きちがい』という言葉が使用された。
  2. それに対し、精神障害者家族会の一つ、大阪府精神障害者家族会連合会(大家連)が医学的根拠を武器に抗議した。
  3. 医学的根拠:これらのコトバによって、治療が停滞し、家族は萎縮し、回復期にある患者にショックを与え、ひいては異常な状態を起こす一因ともなりかねないという事実が医学的に存在する。
  4. 大阪の民間放送やNHKに対して激しい抗議を繰り返した。
  5. 放送局で最初に抗議を受けた毎日放送が謝罪。
  6. これらの経緯によって、『きちがい』が放送禁止用語になった。

読むのが面倒くさいかたはこちら

👉簡単にまとめると、「きちがい(キチガイ)という言葉は、精神障害者にショックを与え、異常な状態を引き起こす可能性があるから。」

もっさん
「なるほど。あの言葉ってそんなにパワーワードなんですね。
でも本当にそんな医学的根拠があるんですか?」
「実はそうとも言えないんだよ。」

精神科医の吉川修さんは、一般に自分とは無関係な場面や状況なら患者の病状を悪化させるとは思わないという見解を発表しているらしい。

 

もっさん
じゃあ医学的根拠があるわけではないんですね。
「そうなんだよなぁ。」

まとめ

もっさん
「医学的根拠はないけど、あえて言う必要はないぜってことでいいですか?」
「そうだな。まあテレビとかは過敏だと思うけどな。」
もっさん
「まあ彼らはスポンサーと視聴者には笑顔でいなきゃいけませんから。」
「笑ってこらえてだな。」
もっさん
「うまい!座布団!」
「何枚だよ。」
もっさん
「ナンマイダム?

ちなみになんですけど。」

「なんだよ。」
もっさん
「Googleって大丈夫ですよね?『きちがい』って言葉使っても。
この記事大丈夫ですよね。」
「ネットで規制されたらおしまいさ。」
「かっこいー!!」
もっさん
(自分で言ってる。)

おしまい。

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3 件のコメント

  • 会社にきちがいがいる。送迎車がつくと、まいにち迎えに出てくる。気持ち悪い

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